管理人のひとりごと～マイネルアワード

　元々はこの世代で出資するつもりはなかったが、エスケープが活躍してくれたおかげで会員の知り合いができて、周りで「今年の出資馬は…」という話が賑やかになると、やはり１頭は買っておこうかなという気になった。既に締め切りは近づいていたが、残ってる中から気に入った馬で評判がいいのを３頭ピックアップ、そこからかなり悩んだ末に選んだのがこの馬。
　デビューは年が明けた2002年１月、東京での新馬戦。後方から直線で少し差してきて７着。折り返しの新馬戦も７着の後、脚部不安で休養。５月に復帰して１走した後、結膜炎が長引いてまた休養。そして８月、札幌に移動してまもなく復帰という時、追い切りで骨折してしまい予後不良となった。
　この馬も能力はあったと思うんだけど最後は残念な結果に。調教中の事故は仕方ないとしても、厩舎の騎手起用にはかなり不満が残った。一口馬主をやっていると騎手の問題はどうしてもついてまわるし、ある程度は割り切らないと…ということはわかっているのだが、アワードと牧原騎手に関しては明らかに手が合っていなかった感じ。札幌での出走なら別の騎手が乗った可能性が高かっただけに、この時の事故には無念が残った。ちなみにこの馬を選ぶ時に候補だった残りの２頭は共に新馬勝ち。特にマイネルジェムは現在も活躍中で、今まで逃した魚の中で一番の大物である（笑）。

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