12/31 年末日記 ’16

毎度おなじみ年間成績と回顧。昨年は過去最高の成績で、その反動が出ることは昨年末時点である程度想定していたが、残念ながら予想が見事に的中してしまった。年明け早々に一つ勝った後は12月最終週まで未勝利で、グリーンファーム入会前の暗黒時代以来の年間1勝止まりかと覚悟していたが、なんと最終週に2勝して最終的には例年並みの3勝と見事な帳尻合わせ。

とはいえ、1000万条件にいた古馬3頭が相次いで引退してしまい、少し寂しくなってしまった。グレイスフルデイズは、2歳10月に新馬勝ちした後は時々思い出したように3着に来るキャラが定着していたが、ダート転向後の5歳春に500万を卒業、1000万条件では苦戦続きだったが、また思い出したように一度だけ3着に来るなど、地味だがいい味を出していた馬だった。3歳後半から4歳前半までの長期休養がなければ降級前の500万で1勝上積みできたかも、と思うとちょっともったいなかったが、長くコンスタントに走ってくれて感謝。新天地は高知とのこと、まだ地方なら活躍できるだろうから頑張ってもらいたい。

ボーンレジェンドは2歳6月の新馬でイスラボニータを抑えて一番人気になったが距離不適もあって惨敗。以降は能力は見せていたが気性の問題もあってギリギリ最後の未勝利で勝ち上がり、続く500万も連勝してダート短距離なら出世できるかもと期待したが、その後は降級後の500万での1勝止まりだった。当日輸送ができないという気性の問題も大きかったとは思うが、1000万で通用する能力はあっただけにもったいなかった。繁殖で改めて期待したいけど、産駒も気性がネックになりそうな予感。

デザートオブムーンも1000万条件では頭打ちの成績で引退となったが、こちらは仕方ないところ。3歳夏前には勝ち上がりも厳しいと思ってただけに、よく立ち直って3勝もしてくれたと思う。こちらも繁殖でいい仔を出してもらいたい。

残念だったのはルナディミエーレ。名前を付けたこともあって思い入れのある馬だったが、結局勝ち上がれず。厩舎もいろいろ考えてやっているとは思うけど、ローテーション、レース選択など納得の行く使い方ではなかった。やっぱり厩舎は重要だと今更ながら考えさせられる結果だった。

現時点で古馬唯一の現役になってしまったブランドベルグ、年始早々に1000万条件を勝ったのはよかったが、その後は脚部不安もあって降級した1000万条件を勝てずに年内を終えてしまった。なかなか続けて使えない弱さはあるが、準オープンで接戦していた馬たちはオープンで勝ち負けしているので、さらなる出世を期待したい。

3歳のボールライトニングは骨折明けのオープン2戦してクラスに目途は立てたが、こちらも体質の弱さがネックで来年はダートに転向する方針。リスペクトアースは復帰後の2戦は物足りない内容だったが、こちらも馬格もあるし足元のこともあるのでダートの走りを見てみたい。グローリーミストは500万条件で苦戦中。今年の9戦中良馬場は2戦のみと、重馬場は不得手なこの馬にはツキもなかった。障害転向も示唆されているが、来年は夏の函館札幌に使ってほしい。

そして2歳。先月時点では2歳の勝ち上がりは厳しいかと思っていたが、最終週に2勝するミラクル。アンデスクイーンは初戦の芝で大敗したが、ダートで本領発揮して2-2-1着。ファンタジステラは初戦人気を裏切ったが放牧明けの3戦目で成長を見せて勝ち上がってくれた。どちらも上積みもありそうだし、クラシック路線は関係ないので無理使いせずに適性にあったレースを使ってもらえれば。ヴァベーネは初戦見どころはあったがやはり心配していた体質の問題がありそうで、まずは続けて使えるようになってほしい。まだ未出走のシャムシェルも体質はあまり強くなさそう。新馬のあるうちにデビューできればいいのだけど。

1歳は今のところグリーンファームで満口になった牡馬2頭に出資しているが、例年通り来年の入厩前に追加出資するつもり。長年この趣味を続けているが、やはり傾向としては入厩直前まで待ってから選んだ馬が走っている印象。逆に、1歳の最初の募集でしか（実質）選べない社台サンデーは結果が出ていないこともあって、今後どうするか悩みどころではある。でも一回は大口クラブで当てたいという欲もあるし。。

来年は、少なからず昨年の反動もあった今年よりもいい成績を期待したいが、そうそううまくは行かないのは散々経験しているので、まずは全馬無事に頑張って走ってくれれば。

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