去年の7月にHDDが壊れて、バックアップ対策で中古のNASを買ったが初期不良で返品した話を書いた(7/20 HDD日記、7/24 NAS日記)けど、結局その後も何もしてなくて、そろそろ対策をしようかと重い腰を上げてみた。
前回はRAID1で冗長化をしようとしてたんだけど、NASをRAIDにしてもバックアップファイルが二重になるだけで、復元の手間やバックアップのタイムラグの問題は解決しないのであんまり意味ないかも。なのでRAID化はやめて、定期的にデータをミラーリングする方向で行くことに。そうすると非RAIDのNASでもいいんだけど、何となく久しぶりに自作で1台組もうかな、という気になって、家で長い間放置されていたMini-ITXの筐体の中身を入れ替えることにした。
今日の買い物結果。 pic.twitter.com/JA837xrPlm
— giddra (@giddra) January 5, 2020
というわけで買ってきたのが新春セールで安くなっていたM.2 SSD 500GB、CPUオンボードのマザーボード、DDR4メモリ8GB×2。あと別の日に4TBのHDDも購入。すごい久しぶりにPCパーツを買いに行ったので、知らないことが多くてウラシマ状態。メモリはDDR4が主流になってるし、M.2規格なんてのがあって、それをマザーボードに直接つけるのも知らなかった。AMDのRyzenがIntelのCore iシリーズよりコスパがよく人気らしいという話は知っていて、自作機はK6時代からのAMDユーザーなので使ってみたかったけど、ケースの高さが足りなくてRyzenだとCPUファンが入らないので、今回はCPUにAMD FX-8800Pを搭載したマザーボードにした。これでも今メインで使っているCore i5のノートPC、VAIO-Fよりも性能はいいらしい。こっちはもう7年前の機種だし当然か。
早速組み立て。とは言ってもCPUオンボードなのでメモリとSSDを差してケースにつなげば完成なので速攻で完成。ちょっと緊張しながら電源オン。BIOS画面(今はUEFIっていうらしい)がモニタに映った。おー、よかった。10年以上前に買った古いケースなので不安だったが大丈夫そうで一安心。
ところが、Windows10をインストールしてみると途中でブルースクリーン。何度か試してみて何とかインストールはできたものの、起動後、しばらく使っているとすぐフリーズしたりブルースクリーンが頻発して、これでは使い物にならない。外付けHDDからUbuntuで立ち上げてみたが、やはりしばらくするとフリーズ。とすると原因はマザーボードがメモリか、あるいはケースの電源か。この中で特に怪しいのは電源だろう。購入後10年経っていて、元々の電源容量が84Wしかないので、電力不足で不安定ということは十分に考えられる。ただ、他の電源がないので(以前持ってたPCケースの電源はもう壊れてた)、検証ができない。ところが、念のためメモリを1枚にして確認すると特定のメモリ一枚の時は、しばらく使っていると落ちることはあったが比較的安定していた。もう一枚のメモリだとすぐにブルースクリーン。これはメモリが原因かも。でもDDR4のPCなんてうちにはないので、翌日会社でDELLのPCに差してみたら2枚とも普通に認識。てことはマザボとメモリの相性か。だとすると交換もできないので、
万策尽きたー!
仕方ないのでその日の帰りにケースと電源を物色。ケースを新調するなら安価で汎用性のあるmicroATXのケースの方がいいかな。先々、Ryzen入れたりもできるし。そう思って探してたらmicroATXでかっこいいケースを発見。値段も5000円程度なのでこれを次の週末に買いに行こうと決めた。その前に、万策尽きたと思ってたけど一つだけ試してないことがあった。マザーボードのBIOS更新だ。確認してみると新しいBIOSがあったので、まあ無駄だろうと思いつつ、BIOS更新して起動してみた結果、
こいつ…動くぞ!
普通にメモリ2枚でも安定動作してる。BIOSが原因とは落とし穴だった。まあ本来はBIOSを最新に更新なんて真っ先にやらないといけないけどね。さて、これで解決…のはずだったんだけど。(続く)
コメント
[…] (前回の続き)トラブルがあったけどBIOS更新で改善したので、miniITXのケースで再度組み立てて完成…のはずだったんだけど、前回ケースを見に行って気に入ってしまって、もう新しい […]