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管理人のひとりごと~マイネルコンドル

 この馬の出資動機はただひとつ、リドガイの下だったから。ここでリドガイの思い出を語るといくらスクロールバーをドラッグしても足りなくなるので割愛するが、とにかく思い出の馬の下というだけで出資できた当時は若かったのだろう。今ならたとえキソジゴールドの下が募集されても無条件では出資しないだろうし。しかし、それまで血統や評判などを真剣に考えて選んでも勝てず、そして社長のおすすめ(当時は素直に信用してた^^;)を買っても勝てなかったのが、そんな理由で選んだ馬が初勝利どころか重賞まで勝ってしまうのだから、わからないものである。
 1999年6月の函館、この年最初の新馬戦の週に早くも登場し、あっさり初戦勝ち。函館3歳Sは惨敗するが、台風一過の札幌3歳Sで人気薄ながらも同厩舎のジョウテンブレーヴをアタマ差押さえて重賞勝ち。しかしその後は京成杯4着が目立つ程度で、皐月賞とダービーは参加しただけ。その後は屈腱炎で1年以上も休養し、何とか復帰は果たしたがそこまでだった。このレースで腱断裂を発症し、競走能力喪失の診断を受けて引退。現在は茨城県の武田牧場で乗馬となって余生を送っている。
 ラフィアンに入会して6年目、記念すべき一口馬主としての初勝利を飾ってくれた馬である。もちろん初重賞というのもあるけど、今までを思い起こしても、やはり一番嬉しい勝利は京都競馬場で見たコンドルの初勝利だった。京成杯の後は2度の挫石、スプリングS回避と完全にリズムを崩してしまい、さらにクラシックを無理使いして屈腱炎発症と後半は恵まれない競走生活ではあったが、とにかく勝つことの楽しみを教えてくれたこの馬には感謝したい。


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