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9/20 緑&人参日記 ’21

シルクの入会チャレンジが無事終了したのもつかの間、グリーン、キャロットと出資検討は続き、まずはグリーンの申込。巷の一口馬主ブームの波はグリーンにも来ているようで、かつてのようにゆっくり様子見していられるクラブではなくなってきている。しかも今年は近年の不振のテコ入れなのか、グリーンらしくなく字面のよさげなラインナップ。例年ならプレゼント馬がもらえる分だけ確保してあとはゆっくり検討するという感じなのだが、今年は欲しい馬は人気しそうだし、ぱっと見で出資候補は7~8頭もいて悩ましい。全部買う予算はないので、とりあえず満口が予想される馬の中からノーザンファームの2頭をオミット。ノーザンを最初に切るなんて他のクラブでは考えられないが、そこはグリーンの特異性で、ノーザンだからと言って特に勝ち上がり率が高いわけではない。もちろんアンデスクイーンのような大当たりも可能性としてはあるけど、特に今年からはシルク、キャロットで出資できるのであえて選ばなくてもいいだろうという結論に。リーチコンセンサスは姉に出資しているのもあって気にはなったけど、姉以上の出来ならグリーンには来ないような気もするし。というわけで結果は以下の通り。

ナスノシベリウスは昨年募集の全姉も評判だったけどちょっと高いかなと思って見送ったのに、倍以上の価格なのになぜか行ってしまったのは、その前のシルクで出資したアースサウンド20より全体価格は安いというのも理由なんだけど、ちょっと感覚が麻痺しているような。ラヴアズギフト、ツルマルオトメは出資した上が走ってくれたのもあるけど、どちらもディープ系が合いそうな繁殖。ミラクルレジェンドはダートで堅そうだし、うまく出世できれば交流重賞に出てくれるかも。プレゼント馬のシルバーフォーも確保して計5頭。この時点で社台GO、シルク、グリーンで各500Kほど使っていて、キャロットは予算面もネックに。

といいつつ蓋を開けると6頭も取れてしまった。最優先は外してしまったが、当たってたらここも500K近い出費になるし、昨年付けられなかった×はもらえたので納得できる敗戦。ドレフォン×萩原厩舎はシルクで押さえてるし。代わりに同じドレフォン産駒のディアデラノビアがまさかの当選。高齢繁殖、馬体重400kg未満でどうかというのはあるけど、アワブラ候補としては申し分ない血統背景ではあり、後はいろいろ試してくれそうな森田厩舎の手腕に期待かな。ピュアブリーゼも活躍馬で母優ありなのに一般で取れると思わなかったけど、安かったのと新しい厩舎だったので比較的人気が下がったようだ。あと、取れてから気づいたけどさく癖が2頭もいるし、うち1頭はOCDの手術歴も。まあ、それも含めてめぐり合わせということで。

2021年出資・共有1歳馬
ハッピーウェーブの20 父ドレフォン 社台GO(地方)
ゼマティスの20 父ハービンジャー シルク
カレドニアレディの20 父キタサンブラック シルク
ソーディヴァインの20 父ドレフォン シルク
セラドンの20 父Mendelssohn シルク
アースサウンドの20 父エピファネイア シルク
ナスノシベリウスの20 父ハーツクライ グリーン
ラヴアズギフトの20 父サトノダイヤモンド グリーン
ツルマルオトメの20 父リアルスティール グリーン
ミラクルレジェンドの20 父ヘニーヒューズ グリーン
シルバーフォーの20 父ヴィクトワールピサ グリーン
アドマイヤアロマの20 父ハービンジャー キャロット
リーチングの20 父ドゥラメンテ キャロット
ディアデラノビアの20 父ドレフォン キャロット
ピュアブリーゼの20 父キンシャサノキセキ キャロット
カニョットの20 父スクリーンヒーロー キャロット
グローバルビューティの20 父Gun Runner キャロット

というわけで今年は総勢17頭という大所帯。グリーンのアーヴェイやアースリヴィングなどはまだ気になってるんだけど、さすがに今年は予算オーバーだし、来年まで残ってそうにないので多分これで打ち止め。というか、この時点で来年以降の維持費が恐ろしいことになりそう…。

最後にドレフォンについて。社台GOの第一希望、シルクの抽優、キャロットの最優先みんなドレフォンにしたぐらい新種牡馬ドレフォンはイチ推しだったんだけど、想定以上に走り過ぎ。安定感のあるタートルボウルぐらいのイメージだったのに、もしかして覇権級?という存在になろうとは。特にジオグリフは一族久々の中央重賞勝ちだし、晩成傾向の一族なのに2歳重賞をあの勝ち方というのはかなりの大物の可能性もあり、アンデスレディー系好きとしては本来なら喜ばしいんだけど、自分が申し込んで外れたというのもあるし、この組み合わせで走られてしまうと来年のアンデスクイーン初仔が高くなるかもしれないというのもあってちょっと複雑ではある。それはともかく今年選んだドレフォン産駒3頭(2歳にも1頭いるが)には期待しているけど、これでキャロットの最優先で外れたのが…いや、余計なフラグは立てないでおこう。


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